この部屋にクッションフロアを敷いて、4ヶ月半が過ぎた。今回は、このクッションフロアを使ってみての感想を述べようと思う。どのような人におすすめなのかを解説するから、ぜひ見ていってほしい。
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クッションフロア導入の経緯
そもそも、なぜ私がフローリングを導入したかについて解説する。
もとの床はじゅうたん
私の部屋の床は絨毯である。じゅうたんを設置する前提で作られた部屋らしく、子供部屋になることを考えられ、じゅうたんにしたんだとか。
ホコリの量がエグい
当時、この部屋には難題があった。それが、ホコリである。空中でホコリが大量に舞っている始末。いや普通こんなに舞うことないだろ、っていうレベルでひどかった。画像は、iPadを拭くたびに誇りが付着したので、ブチギレて投げたもの(嘘)。
鼻炎の症状も、空気清浄機導入も効果なし
当時は鼻水が出たりくしゃみが出たり、身体にまで影響があった。私は鼻水だったりくしゃみだったりをするとイライラする傾向にあるから、当時は部屋に入るたびにイライラしていたと思う。
ホコリを減らすため、空気清浄機というものも導入してみた。しかし、ホコリを減らす上ではあまり効果がなかった。くしゃみが抑えられたわけでもないし、むしろ損をした気分。それに、部屋のホコリは空気清浄機の上にまで積もるレベル。もうこの部屋に希望はないと思ったくらい。
掃除がしにくい
次の理由は掃除がしにくいことだ。じゅうたんの掃除は、掃除機、または粘着カーペットクリーナー(通称コロコロ)を使う。しかしながら、これがつらい。
どこが汚れているかわからない
絨毯ということもあり、どこが汚れているか、ゴミが溜まっているか分かりづらい。私は掃除をするか否かは視覚で判断する人であるが、じゅうたんは正しい判断ができない。
飲み物をこぼしたらアウト
絨毯だから、飲み物をこぼしたら30分しみ抜き作業の時間になる。その手間も後悔もはっきり言って無駄。この床が絨毯でなければと何度も失望した。
見た目もよろしくない
あと、絨毯の色が気に食わないというのもある。昔作ったシミだったり、よくわからない絨毯の乱れだったり、絨毯には不満ばかりだった。
購入したのがクッションフロア
その状況を打開しようと、私はクッションフロアを購入した。全部で1万円。
絨毯は剥がすなと言われ…
本来は、この絨毯を剥がしてフローリングに完全変更しようと思ったが、祖母に駄目と言われそのまま置くように変更。まさかこれが大惨事につながってしまうとは。
私も当初は今までの絨毯の呪いから開放されると思い、無我夢中でクッションフロアを敷いた。
クッションフロアの感想
見た目が大幅に改善
まず、見た目が大きく改善したこと。当時の作業机の色とちょうどマッチしていて、統一感があっていい感じ。
こちら側の収納も、同じ木材調になり全体的に暖かい見た目となった。
敷き始めは臭い
ただ、クッションフロアという特殊なものであるが故に、当初は匂いがひどかった。現在はもう無くなっているが、導入後1ヶ月程度は匂いで違和感が残るかもしれない。
水をこぼしても大丈夫
また、この材質の床だから、ある程度水をこぼしても大丈夫な仕様となっている。あのシミ取りの時間とはおさらば。
冷たい
ここからはデメリットだ。もうデメリットと思うかもしれないが、メリットが少ないから仕方ない。
当然材質が違う床だから、床が冷たい。まあ靴下を履けば苦にならないからそこまで致命的じゃないかな。
湿気がこもるかも
よく畳の上にカーペットを敷くな、と言われているが、それは、湿気がたまりカビが生えてしまうから。今の所そんな症状は発生していないが、夏になると湿気がたまるかもしれない。そこは検証段階。
ホコリが減らなかった
あと、ホコリが減らなかった。全くホコリの改善がなかったのが残念で仕方なかった。
ホコリの浮遊はじゅうたんのが少ない
実は、ホコリの浮遊については絨毯のが優秀らしい。そのまま絨毯にホコリがくっつくため、再度空中に浮遊することがなくなるとか。根本的なホコリ対策かは不明。
クイックルーワイパーは失敗
当時の私は、掃除の時短のためクイックルワイパーを導入して気軽に掃除しようと考えたわけだ。しかし、結局掃除が面倒になり殆ど掃除をやらなくなった。掃除をやらなくなったほどの重大な欠点があったからである。
クッションフロアが不安定
これが致命的。最大のデメリット。最大のデメリット。最大のデメリットだ。
椅子が引っかかる
見てくれよこのザマ。これはもう無理。引っかかって思うように進めない。毎回ブチ切れる。
ベッコベコ
そしてこのタワミ。もう絶望しかない。悲しい。助けて。悲しすぎて言葉も出ない。
というのも、物を置くたびに毎回フローリングがずれるのだ。つい最近きれいに並べたはずなのに、もうこれだもの。つらい。
見た目も台無し
新デスクを導入し、白一色に揃えようかと考えるようになった。しかし、床が木目調なのは大きなマイナスポイント。前半のほうで見た目が改善と嘆いていたが、もはや短所。ついにこのクッションフロアのメリットが完全に無くなった。
全てはじゅうたんのせい
結局悪いのは絨毯である。絨毯さえなければこのフローリングをボンドか何かでガチガチに固定でき、引っかかる問題、ぶかぶか問題は解決される。しかし、今回は乗せるだけ。こんなことをしたから地獄になってしまったのだ。
絨毯にしたところでメリットがない
しかしながら、今のクッションフロアをやめて既存の絨毯に移行することも、今の私にはできない。
冒頭にも述べたとおり、絨毯は掃除がしにくく、今の絨毯が汚いから、結局なんの解決にもならない。繰り返しになるが、現在は祖母に止められてるから大規模な改造はできない。だから現状維持で満足するしか方法がない。
椅子が引っかかる問題は両面テープで補強
実は、クッションフロア自体も若干2枚に重なっている。つい最近になり、そこを両面テープで補強するようにした。一応引っかかることはなくなったが、今度は内部が浮いてきた。これだから絨毯はー、もう辛い。
ホコリはモノ数を減らすことで改善
改造に改造を施し、最近はとにかくモノ数を減らした。すると、ホコリは大きく減少した。ホコリについてはカーテンの影響があったのかもしれないが、モノ数を減らしたことで掃除もしやすくなり、デスク上にホコリが溜まるのは明らかに減った。
2021年買って良くなかったもの第1位
ということで、今回は2021年買ってよくなかったもの第1位を紹介した。1万円だけあって、こんなに満足度がよろしくないのが非常に悲しかった。やはり絨毯を剥がすところからなのだろう。現状維持するしかないのが辛いところ。
もしこの地獄の絨毯生活から脱却できるようなアイデアがあれば教えてほしい。