今回は、東北道の安達太良SA(下り)に訪れてみたので紹介する。この施設は、地域の人が利用することが可能なサービスエリアとなっている。現在のサービスエリアがどのような感じになっているのかを検証してみる。
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地域の人が利用できるサービスエリア
古めの建物が目立つこの施設は、高速道路の中でも地域の人が利用できるサービスエリアとなっている。高速道路利用者以外が利用できるというのは珍しくないが、近くの住民にとって憩いの場であるのは非常にメリットだと感じている。
地図で見るとこんな感じ。高速道路の脇には304号線が通っており、この県道も車の量が多い印象だ。
そうはいっても田舎である。その他利用できる施設はなく、田園や森林が続く。
花と歴史の郷 蛇の鼻
詳しく撮っていないが、蛇の鼻という小さな観光名所があったりする。見頃になるとまあまあな観光客が来るらしい。
サービスエリアから下車して、蛇の鼻を見ていくというのは非常におすすめ。入場料700円。
サービスエリアの雰囲気
ここからは、サービスエリアを覗いていく。二階と一階に食堂があり、外れの方にもパン屋などがある。
ここが二階のエリア。そこまで広くはない。階段や通路が地面に沿って取り付けられている。
ここが二階の食堂。「あだたら亭」という名前のお食事処で、豊富なメニューを揃えている。
「伊達鶏五目わっぱそばセット」など、比較的値段が高めのメニューとなっている。少し前にも訪れたが、その時はコロナで営業自粛していた。現在はアルコールが設置してあり、コロナ対策も十分。もう17時を過ぎていたので閉店していた。
かなり古いエレベータ
私は子供の時からエレベータに乗るのが大好きだった。しかし、このエレベータは結構残酷。
原因は不明だが、昔からこのブザー音が鳴っていた。変わってないんかい。
キャッシュレス対応
都会では当たり前かもしれないが、ここは田舎。そんな贅沢なキャッシュレスに対応してくれるのがサービスエリア。
撮るのを忘れたが、店内にセブンATMがあった。さすがサービスエリア。融通がききますね。
一階の食堂エリア
食堂は人がいたので写真は割愛。
食堂は券売機製となっている。ここから好きなメニューを選ぶことが可能。大盛りは口頭で頼めば無料でしてくれるみたい。
もちろんキャッシュレス対応。素晴らしい。
ただ、流石にバーコード決済は別のところで受け付けるのかな。
酪王カフェオレアイス
福島県なら誰もが知るブランド。それが「酪王」。特に酪王カフェオレは、程よく優しい甘さがあり、誰もが好きになるに違いない。
今回食べたのは酪王カフェオレソフト。市販で売っているものとは違い、アイス専用の機械から抽出しており、柔らかくボリューミーなのが特徴。値段は400円。
表面にはつぶつぶとした模様がある。酪王カフェオレの優しい甘さが私の舌をくすぐる。
ちなみに私は酪王信者。お高めであるが、アイスは酪王しか勝たんと思っている人だ。二年前はセブンに300円のカップアイスがあり最高級の贅沢だと思っていた。しかし、今はカップアイスもかき氷付きのパチもんに、やはりコスト的に無理があったのだろうか。
今は、「酪王カフェオレもなか」「酪王カフェオレアイスバー」がセブンに売っている。周りのと比べると少し割高だが、美味しさは格別。
WiFiもそこそこ
Informationの天井のところに、
あった。WiFiのアンテナだ。フリーWiFiを導入しているなんて素晴らしい、と思うじゃん。
一応ログインは必要みたい。まあ長時間いるわけでもないし、そんなものもあるくらいで捉えてほしい。
ちなみにWiFi速度はこんな感じ。これならYouTubeの4Kも快適。
交通網のトイレは広い
食事中の人は読み飛ばしてほしい。
男子トイレの場合であるが、外側に小便、中央に大がある配置。駅やサービスエリアなどは、トイレが非常に広く、一度に大量の人数が来ても耐えられる設計になっている。
ただ、大便はあまり使いたくない。古い施設ということもあり、ちょっと怖い印象。
中に入るとまさに牢獄。金属でギッチギチなシステム。流すときはこの巨大なボタンを押す。長押ししないと全て流れない。お金をかけられない田舎のサービスエリアの弱点といったところか。
地元らしい展望サービス
サイドにそれて道が続いており、左は車いす対応の坂道。そして右の道は、
安達太良山を一望できる場所になっている。今日は雲が多い感じだが、晴れると看板の写真のようにきれいな山を確認することができるみたい。安達太良SAとなっているだけあり、このようなサービスはありがたい。
その他
コーヒーの主張激しすぎ
食堂の出入り口には、コーヒーの自販機がある。かなり主張が激しいし、何より暑い。サーバーPCかな。
車の急速充電
電気自動車専用の充電スポットもだんだん増えてきた印象。
ベーカリー
ちょっとしたパン屋もある。
まとめ・感想
今回は、安達太良SAを紹介した。小さい頃にも何度か行っており、全く変わっていなかったので少し驚いた。そうはいっても、キャッシュレスなどをしっかり取り入れていたところはさすが交通網のシステムは優秀だと感じた。
このようなサービスエリアは魅力的なところがたくさんある。ここは正直田舎すぎるが、有名なところだとサービスエリア自体が観光地化するから、楽しみがまた増えるかもしれない。普段訪れない人も、たまに行ってみると面白い発見ができるかもしれない。