今回は、私が日記を8ヶ月続けて得られたことを紹介する。また、今から日記を始めたい人に向けて、どのように書けばいいかを解説する。
contents
日記書いてますか?
まず、読者さんは日記を書いているだろうか。日記って、子供向けなように聞こえてしまうが、現在では幅広い年代が日記を取り入れているようだ。
作文が苦手だった私
というのも、私自身、子供の頃から作文を書くのが苦手だった。また、感想を言うのも苦手で、国語や道徳の時間がとにかく嫌いだった記憶がある。
感情的だった私
特に、高校生になるまではとにかく感情的だった。周りの意見を絶対に受け入れない、周りから白い目で見られるが、そんなのも気にせず、自分のことしか考えていない、まじのクソガキ。
ネガティブだった私
気持ちが落ち着くと、今度はマイナス思考、ネガティブ思考が目立つようになった。やがては自分に自信がなくなり、自分に絶望した。
日記を書いてから、気分がいい状態が続く
日記を書いてからは、些細なことで鬱になることがなくなり、気分がいい状態を保つことができている。もちろん、ずっといい状態ではないが、ネガティブからの復活が容易になり、心にゆとりを持つことができている。
自分を徹底的に把握できる
自分の感情を記録していると、どのようなときにどんな感情が生まれるのかがわかる。それ以外にも、体調や気分、イライラしたことや感動したことなど、感情や行動は自分の中で一定の規則があることが分かってくる。
そんな自分を許すことができる
自分のことを知れば、「こんなときにイライラするのか」「これは私に向いていないな」ということがまとめられる。そして、段々とそんな自分を許すことができる。
長めの文章を書くのに抵抗がなくなる
冒頭で、作文が苦手と言っていた私だが、今は苦手意識が無くなった。自分のことなら本一冊分書けるぞ、と言えるくらいになったと思う。
ただ読解力は未だにない。コンテンツが面白くないと思考停止してしまうことも日記で分かった。
自分に正直になれた
以前は本当のことを隠すような仕草を無意識にしていた。また、私自身真面目な性格でもあり、自らなにか行動を移すのが億劫に感じていた。しかし、日記を書いてからは感情が鮮明になり、本来の気持ち、本当にやりたいことがしっかり言えるようになった。
日記は続けることが重要
日記で最も重要なのは、長期間続けることだ。長期間続けることで、自分の中での気づきがたくさん生まれ、それ以降の感情、行動がいいものになる。
今、この瞬間考えていたことを書く
何でもいい。
- 今日親の機嫌が悪かった
- 鼻水止まらないかな
- あのキャラクターが可愛すぎてやばい
- 課題やり残していたな
非現実的な妄想でもいい。なんだったら道徳的にひどい文章であってもいい。とにかく頭の中にある感情を全て紙に書き出すことをして欲しい。
何も恥ずかしくない
当初はこれに恥ずかしさを抱いた。「私が空を飛んでー」とか「あいつは〇〇だ、◯ねばいい」とか、書いていいのかな、と迷った。でも、書いておくべきだったと思っている。その時の感情はその時だけのものだ。あと、そういった解決のしようがない悩み、憤りは、書き出したほうがスッキリするだろう。
会話の相手は、自分
もしあとから、「あの人はいい人だ」と思ったら、「あいつは〇〇だ」と言っていたときの日記を振り返り、「〇〇が原因で怒ってしまったのか」と振り返ることができる。当時の自分を攻める必要はない。「次回〇〇なとき△△すればいい」と活かせばいい。そしてまた一歩自分の成長に気づくことができる。
健康にいい
もちろん健康にもいい。調子が悪かった時、後から振り返って原因を特定すれば、自然と健康的な生活にすることができる。
また、脳のモヤモヤを除去する効果もある。漠然とした不安、悩みは、日記で解消できる。
実際の日記の例【OneNoteの場合】
私はデジタルで日記をとるようにしている。もちろん手書きでもいい。冒頭には日付、体調、天気を。そして、その後に日記を書いている。
実際の日記の例【Notionの場合】
Notionとはなんぞや、と思う方も多いだろう。
Notion
Notionとは、メモ・ノートアプリの一種である。見出し、リスト、ページ、等、これらを容易に作ることができるアプリである。また、ページの中にページを作れたり、独自のカレンダーを設置したり、カスタマイズ性が豊富である。
Notionは、Windows、Android、iOS、Mac、全ての端末で利用できる。専用のアプリはもちろん、Webサイトを通じて動作をさせることも可能。クラウドで保存されるため、データ紛失の心配もない。
トグルで分かりやすく
トグル 「▶︎」の機能を使えば、文章のまとまりを表現することができる。だんだん日記を書く量も増えてきて、このようにまとめられるのは非常に魅力的である。
時刻を書くようにした
暇な時間を見つけては日記を書くようにしたため、時刻も書くようにした。
時間帯で感じ方が違う
朝と夜で、感じ方が結構違うと思う。朝は比較的前向きな内容で、夜は反省的な内容が私の中では多い。
私が心がけていること
ここからは、日記を書くうえで私が心がけていることを解説する。
人に見られても大丈夫な文章
まず、私は自己紹介をするとき、この日記を活用することがある。だから、「〇〇が嫌いだ」とか「あいつは〇〇だ」とか、暴力的なことは書かないようにしている。
深い思考で捉える
ただどうしてもこの人は嫌だ、というのはあるかもしれない。その時は、具体的にどういったところが嫌だったのか、対策はあるのかを明確にするようにしている。心の中のモヤモヤが消え、正しいフィードバックをすれば相手のためにもなる。
感情が動いた時は、すぐにメモる
次に、何かしらで感情が動いたときは、すぐにメモるようにしている。アニメを見ていて感動したり、他人に感謝されて嬉しくなったり、こういったことはすぐにメモる。後者については、自分の自信にも繋がる。
感情の動かない日は、何も書けない
逆に、感情が動かなかった日は、何も書けないということもある。できるだけこれは避けたいが、本当に疲れが溜まった日はこんなふうになることもある。
とにかく書く
そして、定期的に日記を書くようにするのが重要。
いつでも書ける環境
現在は、Chromeの起動時にNotionが起動するようになっているから、PCがあればいつでも日記を書くことができる。また、Notionはスマホのアプリもあり、サッと取り出してサッとメモすることが可能だ。
日記を書こう
ということで、日記は非常にメリットが多い。読者もぜひ日記を書いてみてほしい。きっと人生が変わるから。
まとめ・感想
今回は、日記の大切さ、メリットについて紹介した。さあもう私からは以上だ。今考えていることを今すぐ日記にするのだ。