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【全てが完璧】セブンレジの魅力を語る【釣銭機】【POSレジ】

今回は、セブンで2年バイトをしている私が、POSレジの魅力について紹介する。タイトルにも書いてあるとおり、他社のコンビニを凌駕する性能を誇る。どうしてそう思ったのか、徹底的に解説する。

POSレジは相当進化している

POSレジは、ここ数年で相当進化してきた。ローソンやNewDaysは大きく進化し、操作パネルを全面タッチ操作にしたり、セルフレジを導入したりしている。

より良い環境と人件費削減

最新のハイテク機器を導入することはメリットが非常に大きい。レジの操作を素早く行うことができ、お客様の待ち時間短縮や、店員の負担の軽減、キャッシュレス対応、等、現代のニーズに対応しているのだ。

正確な作業

また、現金が伴うと、人間の手では正確性に限度がある。人間の手ではなく、機械を通してそれらを実行したほうが、正確だし高速。もはや従業員すら必要なくなるのでは、と感じるくらいに最強。

手作業ポチポチから、GUIへ

ローソンはコンビニ初の、全面タッチパネル操作を実現した。スマホに慣れた若い人なら、一瞬で馴染めるだろう。一昔前は、全ての商品を手打ちで登録していたが、二次元バーコードが出て、キーボードショートカットが出て、タッチパネルが出て、より便利なものへと変貌している。

超高性能パソコン

なんといっても、POSレジは超高性能なパソコンに等しい。

まあやっていることはシンプル。

  • 入力装置でバーコード、カードをスキャン
  • 出力装置で値段や商品、広告等をディスプレイ出力
  • 記憶装置に何を売ったかを記録
  • CPUが値段の計算、全デバイスの制御をする

あとは適当にハードウェアを合体させたのがPOSレジなわけ。

24時間起動しっぱなし

業務用のデバイスって、価格が本当に高い。なぜなら、24時間動作を前提に作られているからだ。安定性が極めて高い。また、あらゆるパーツがしっかりと作り込まれており、

  • 丈夫な筐体
  • 照明並に明るい液晶ディスプレイ
  • 切れにくいケーブル
  • 高耐久の静電容量無接点キーボード(店員側)

などなど、全てが最高級パーツ。

では、ここからセブンレジの特徴を見ていく。

すべての機能をもたせたPOSレジ

一つのレジに集約

セブンのレジは、この一台でほぼほぼ完結する。前面にはnanaco, suica, QuicPay, などの非接触型決済、その下はICカード決済。また、店員側にはQUOカードや磁気カード決済の装置がある。そう、この一台だけで完結するのだ。

釣銭機導入前は、ドロワー運用

釣銭機が導入される前までは、ずっとドロワー運用だった。小銭やお札が入ったドロワーを開けることで、指定の額を自分で取ってお客様に渡すのだ。

公共料金、宅急便、予約、クーポン、全ておまかせを

セブンのレジの中で、最も優れているのは、万能さである。

というのも、ローソンやファミマは「Loppi」など、別のデバイスを通して処理をし、レジに持っていき、馬鹿でかい受領書を持ち帰る必要がある。

しかし、セブンはそれらをこのレジ一台だけで完結させる。

10秒で終わる

公共料金、インターネット支払い、そして、メルカリ発送については、最短10秒で終了する。このスピーディーさは他のコンビニを大きく魅了する。

ポイントカードがない

未だに財布の中に尋常じゃないくらい大量のカードを持ち歩いている人がいるらしい。よくあるのは、支払い後にポイントカードを提示するアホだ。会計中に出すべきだし、バッグや財布にモノ詰め込みすぎ、といった客もいる。

セブンではそんな面倒な制度を廃止、したとまでは言い切れないが、nanacoの決済時に200円で1ポイントというのは知られている。わざわざポイントカードとクレジットで分けるのはおかしい、という戦略だろう。

セブンアプリはバーコード読み取り

唯一、ポイントカードのような役割をするのがセブンアプリである。あるモノを一定数購入すると、クーポンが貰える仕組み。スマホであれば客は比較的高速に提示できるし、PayPayなどと連動しているため支払いもスピーディーなのだ。

レジ業務を保留できる

また、他の店舗でできるのかは不明だが、一旦一つの会計を保留することができる。だから、財布を忘れた、とかの面倒な時間で別のお客様を相手することができる。頻繁には使用しないが、いざとなったときに助かる。

最高クラスの釣銭機

次はこれだ。1年くらい前からこれを導入する店舗が増えている。それまでのドロワー運用から大きく進化した。

最高クラスに速い、速い!

あのね、お札を横に入れるアイデアはまじで最強だと思う。これほど理にかなったデバイスってマジでないと思う。そして、お札の吸い込みがとにかく速い。サコサコサコサコ サコサコサコサコ 。見ていて気持ちがいい。

センサがしっかり機能

センサを通じて、お札がまっすぐ入れてあるか、異物が混入していないか、判断している。

回転物が大量にある

これだけの高精細、安定、高速化を実現するには、大量の回転物を中に仕込む必要がある。硬貨側は、中でぐるぐる回る物体があるため、スムーズに本体に流すことができる。時々ずっと同じところで引っかかるもあるが、自動で止まっては動いたりして、機械側も工夫をしている。

店員に優しい設計

そして、なんといっても店員に対して優しい設計をしている。

動画で解説が表示される

釣銭機を定期的に洗浄する際、お客様側に移動するが、そのディスプレイにやり方が1から10まで表示される。もはやマニュアルすらいらない時代。

詰まりや異物混入も怖くない

たまにお札がグシャグシャのものを入れてる人がいるのね。また、お財布をひっくり返して、謎のクーポンも一緒に打ち込む老害も。しかし、この釣銭機にできないことはない。

釣銭機「エラーです」

レジ「釣銭機見てください」

私 お客様側に行って、釣銭機を引き出す

レジ「映像の案内に沿って調べてください」

映像 ①の扉を開けてください

あった。

というパターンが、実際の私の身に起こった。正直こういった例外の対処が楽しすぎる。混んでるときはやめてほしいが。

レジ内残高と釣銭機内残高の概念

そういったトラブルによって、レジ内と釣銭機内残高が合わないこともある。しかし、安心してくれ。レジが全て記憶してくれている。だから安心して業務を続けられる。また、緊急時はドロワー運用も可能。

長年の経験と開発部の優秀さにあっぱれ!

初めてこれが導入されたとき、正直甘く見ていた。しかし、思っていたよりも完成度が高く、例外の対処も非常にやりやすい。さすが大手だな、って思った。

レジの進化は頭打ち

ということで、どんどんこういった優秀なレジは普及し、今やスーパー、飲食チェーン店、など、全ての販売店に取り入れられている。レジについてはこれ以上ないくらいに仕上がった。

セルフレジの需要

さて、現在コンビニにも、セルフレジが導入され始めているのをご存知だろうか。今後こういったセルフレジは増えていくと思う。

高齢者の対処

ただ、高齢者にとってこれは痛手となる。ハイテク化する中で、こういったハイテク機器に弱い人が一人でもいると、本来の目的である時短や効率化を大きく低下させる。

スマホをまともに使えない中年女性

高齢者に限ったことではない。中年くらいの女性もハイテク機器に弱い人が一定数いた。スマホは電話専用、それ以外のことはしない、着信にも気づかない、といった女性。まあこれはスマホ依存の逆のパターンだから賛否はありそうだが、レジでもたつくとかなりつらいところがある。

浸透までに時間がかかる

まあ上記のことは慣れや時代の流れによって左右されるから、だんだん慣れてくるだろう。

お客様の偏り

むしろそういった情弱の客の割合が増えていくだろう。これからは、オンラインショッピングにも力を入れるはずだから、情報系に強い若者などは主にそれらを使い、使おうとしない情弱らは従来どおりコンビニに足を運ぶだろう。いつしか、お客様は時代遅れの人ばかりになるのだと私は信じてる。強い口調になってしまったが、決して侮辱しているわけではない。これも時代の流れ。

これ以上の進化はしなくていい

最近ローソンは、一定の場所に入れた商品を自動で見分ける仕組みを開発している。しかし、それって本当に必要なのだろうか。絶対店員にやってもらったほうが早いし、情弱にハイテク機器はむしろ効率を下げる。

人件費削減にならない

また、人件費削減などというが、正直ほとんど効果がない。コンビニ店員は品出し、発注、清掃、フライヤー、等、レジ以外の仕事だってある。それを疎かにして店員の数だけを減らす考えはアホである。それに、これからは情弱を相手するようになるから、逆に時間のロスが生まれる。

コンビニの拠点化

正直言って、今のままでは時代の流れに乗れず衰退していくだろう。特に、日本は高齢者に優しいことが痛手となり、IT化、ハイテク化の導入が海外と比較して圧倒的に遅れている。

ネットショッピングの本格化

その背景には、ネットショッピングの本格化が関連している。今までコンビニは、「近くて便利」で、万能さを持っていたが、ネットショッピングはその場で注文できる。足を運ばせる必要もない。じゃあネットショッピングだよね、ってなる。

また、公共料金支払いもスマホ1つ、クレジットカードなどの利用で可能になる。それに、それだけネットショッピングの時代になれば、発送自体も高速になり、送料負担も少なくなり、コンビニの長所をすべて取られる形になる。

日本では宅配専門スーパーが始まる

首都圏の一部で宅配専門スーパー「OniGO」が始まった。現在はまだ始まったばかりだが、今後拡大していくはずだ。もちろん、UberEatsなども更に普及していくだろう。

まとめ・感想

今回は、セブンレジの魅力を紹介した。やはりセブンレジは万能さが神がかっている。他のコンビニは正直働きたくない。やはり、長年の実績があるセブンイレブンは本当に強いな、って思った。最後の方は暗い内容になってしまったが、今後10年くらい先の話である。だから心配する必要はない。さあ、明日も働くか。

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Kado

こんにちは、Kadoです。大学生です。PC・ガジェット好きです。趣味で自作PC、プログラミングをしています。

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